ソニー損保「やさしい運転キャッシュバック」は良い!評価する理由とは

ソニー損保「やさしい運転キャッシュバック」は良い!評価する理由とは

運転する女性

 

2015年2月にソニー損保が発売した自動車保険「やさしい運転キャッシュバック」

 

これは「どれだけ安全運転をしているか」を評価して保険料がキャッシュバックされるという日本で初めての「運転行動連動型」テレマティクス保険として注目を集めています。

 

今、欧米で浸透しつつあり今後も日本で広まることが確実なこのテレマティクス保険。

 

ソニー損保はどういう形でこの新しい保険を取り入れているのでしょうか?本当にお得なのでしょうか?

 

その詳細とメリット、デメリットについて以下に解説します。

 

このページのポイント

  • ソニー損保のテレマティクスは保険料約7%増の特約として利用可能
  • 最大で20%キャッシュバックとしているが、実質的には最大10%程度
  • 安全運転ができればお得なので、まずは無料トライアルを利用してみよう

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日本初!ソニー損保の「運転行動連動型」テレマティクス保険とは?

車と女性

 

そもそも「テレマティクス」とは、テレコミュニケーション(通信)とインフォマティクス(情報工学)を組み合わせた造語で、車に通信システムを乗せてサービス提供に活用することを指します。

 

 

<ソニー損保の提供する通信体「ドライブカウンタ」 ※公式サイトより>

通信体

 

 

自動車保険においては、保険会社が契約者の走行データを個別にリアルタイムで取得することにより、事故リスクを判定して保険料に反映させることを指します。

 

今までだと、あいおいニッセイ同和損保や損保ジャパン日本興亜から「実走行距離に応じて保険料が決まる」タイプのテレマティクス保険(PAYD型)は提供されてきました。

 

今回ソニー損保が提供するのは「どれだけ安全運転をしているか」を評価して保険料に反映させる「運転行動連動型」テレマティクス保険です。

 

「Pay How You Drive(運転のしかたに応じて払う)」を略して「PHYD型」テレマティクス保険とも呼ばれます。

 

具体的には、ゆっくりアクセルやブレーキを踏む運転を心がけることで車内に設置したドライブカウンタが安全運転の度合いをスコアとして算出して、高得点になるほど高い保険料のキャッシュバックが受けられます。

 

 

テレマティクスの説明

 

<「やさしい運転キャッシュバック型」のキャッシュバック率>

スコア

キャッシュバック率

90点以上

20%

80点以上

15%

70点以上

10%

60点以上

5%

59点以下

なし

 

 

ソニー損保では最大で20%のキャッシュバックが設定されており、保険料が気になる方にはとても魅力的な内容となっています。

 

この「PHYD型」テレマティクス保険はドライバーに安全運転を促す効果があるとされており、テレマティクス保険の先進国であるイギリスでは17〜21歳のドライバーの事故率が75%も低下したという驚くようなデータもあります。

 

参照
安全運転で安くなる!ソニー損保が導入したテレマティクスの評価は?

 

 

ソニー損保のテレマティクスは「特約」として利用できる

 

ソニー損保のテレマティクスを利用するには、まず「やさしい運転特約」を基本補償(対人賠償保険や対物賠償保険など)に加える必要があります。そしてこれによって保険料は約7%上乗せされます。

 

 

約款

 

「やさしい運転特約」は、以下の3つの特約がセットになったものです。

 

  • 車載器による運転特性計測に関する特約(←これがテレマティクス)
  • 対人諸費用特約
  • 人身傷害重度後遺傷害時生活支援金補償特約

 

ここで少しわかりにくいのが、テレマティクスのみを特約としてつけることはできず、他に関連性の薄い特約をあと2つ抱き合わせてセットでつけなければならないことです。

 

これは、スコア59点以下でキャッシュバックを受けられないドライバーには残り2つの特約を提供することで納得してもらおうとしているとも捉えることができます(ただしこの2つの特約の必要性は薄いです)。

 

また、キャッシュバック率も保険料全体に適用されるのではなく、基本補償の保険料のみに適用されて特約部分の保険料には適用されません。

 

 

<保険料とキャッシュバック対象範囲のイメージ>

キャッシュバックのイメージ

 

つまりシンプルにまとめると、キャッシュバックは「最大20%と言いながら実質的には最大で10%程度」ということです。

 

そして、安全運転のスコアが59点以下でキャッシュバックが受けられなかったら、保険料は逆に少し高くなりま(必要性の薄い特約は2つ付加されますが)。

 

ダイレクト自動車保険のリーディング・カンパニーであるソニー損保は、これまで「なるべくシンプルなプランを高品質で提供する」ことで信頼を得てきたはずですが、テレマティクスに関してはまだ少しわかりづらい印象を受けます。

 

「最大20%!」とキャッシュバックの数字の高さをアピールしたいのかもしれませんが、「わかりやすさ」という点については今後改善を期待したいところです。

 

 

それでもテレマティクスは確かにお得となりえる

グッド!をする女性

 

少し批判的な見解も述べましたが、それでもソニー損保のテレマティクスがお得となりえることには変わりありません。

 

今までソニー損保を継続的に契約してきた人がテレマティクスを特約としてつけると、最大で10%程度のキャッシュバックを受けてより安くなる可能性があるからです。

 

また他社で契約している方も、ソニー損保の見積もりをとってみた時に「安全運転を心がければ、この見積もり額からさらに1割安くなる可能性がある」と考えることができます。

 

もともとソニー損保は、安さで勝負をするというよりも「納得感のある保険料」をモットーとして、事故対応力やロードサービスなどの品質に力を入れて評価を得てきた会社です。

 

 

公式サイト

 

 

ダイレクト自動車保険でシェア1位の座を長く維持できているのも、消費者が安さのみで選ばずソニー損保の品質を評価している証拠と言えるでしょう。

 

テレマティクスによって1割程度安くなったとしても、ソニー損保が現在最安クラスのSBI損保などより安くなる可能性は低いです。

 

 

<安さトップクラスのSBI損保>

SBI損保公式サイト

 

参照
トップクラスの安さ!SBI損保の比較評判レビュー

 

 

それでも、今までソニー損保の弱点でもあった保険料の高さ(ダイレクト自動車保険の中では)をある程度補うことはできるので、「ローコスト&事故対応力」を重視して自動車保険を選びたい人にとってはソニー損保のテレマティクス導入は大きな意味があります。

 

現在、ソニー損保ではテレマティクスを体験できる30日間無料トライアルも提供していますので、気になる方はまずぜひ体験してみることをおすすめします。

 

無料トライアルで高いスコアが取れるほどの安全運転ができたなら、テレマティクスを利用する価値が出てきます。

 

 

<公式サイトより>

無料トライアルの案内

 

 

また、ソニー損保の総合的な評価については別ページでランキングづけ、比較レビューを行っていますのでそちらもぜひご参照ください。

 

参照
品質重視&シェア1位の安定感!ソニー損保の評判レビュー

 

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