2020年1月更新:自動車保険を口コミ・評判から選ぶおすすめベスト3
自動車保険のおすすめはどれ?
自動車保険(任意保険)を更新する際にそんなことを考えたことはありませんか?
かつて自動車保険と言えば、車を購入したディーラーやお付き合いのある保険代理店から加入するのが一般的でした(代理店型自動車保険)。
しかし近年は電話やインターネットを通じて契約者が直接、損保会社とやりとりするインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)が広がりを見せています。
選択の幅が広がったことは良いことなのですが、その一方で「どれを選んで良いのかわからない」という悩みも出てきました。
インターネット上で評判や口コミを調べてみても情報が断片的であり、仕組みの複雑な自動車保険の良し悪しを判断するのは、一般の方には難しいのが現状です。
そこで、ここでは評判&おすすめの自動車保険を各社のリサーチなどを参照しながら述べていきます。ベストな自動車保険選びにぜひお役立てください。
(最終更新:2019年12月)
「そもそも自動車保険ってどんな仕組み?」「安さで人気のインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)って何?」「今のおすすめ商品は?」など、基本をイチから知りたいという方はまず以下のページから御覧ください。
イチからわかる!インターネット自動車保険おすすめ比較ランキング2021
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安い保険料で近年、人気を集める「通販型」自動車保険
かつて自動車保険と言えば、車を購入したディーラーや、保険代理店を通じて加入するのがほとんどでした。これを「代理店型」自動車保険と言います。
※代理店型自動車保険のイメージ
東京海上日動、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上など損保業界トップ3(いわゆる三メガ損保)の自動車保険はこのタイプであり、今でも自動車保険全体の約9割のシェアを占めています。
しかし代理店型は中間手数料が約15%発生するため、どうしても契約者の払う保険料が高めになるというデメリットがあります。
質の良いサポートを代理店・ディーラーから受けられていれば十分加入する価値があるのですが、「保険料はより安いほうが良い」と考える方にとっては難点でもあります。
こうしたデメリットを解消するものとして、1990年代から登場してきたのがインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険、通販型自動車保険)です。
インターネット自動車保険の一番の特徴は、インターネットや電話を通じて契約者が損保会社と直接やりとりすることで中間手数料を省き、安い保険料を実現している点にあります。
※インターネット自動車保険のイメージ
損保会社と「直接」やりとりすることからダイレクト自動車保険とも呼ばれます。
近年のインターネット自動車保険は広告展開も積極的で、ソニー損保やチューリッヒ、イーデザイン損保などCMでよく見かける自動車保険のほとんどがこのタイプとなります。
より自動車保険を安くしたい、または自分で納得して損保会社や自動車保険プランを選びたいと考える方にはインターネット自動車保険はぴったりと言えます。
かつてはインターネット自動車保険と言えば「安いけど事故対応力が低い」というイメージが強かったのですが、近年は各社ともサポート体制には力を入れており、ソニー損保のように事故対応力満足度リサーチで1位を獲得するところも出てきています(JDパワー社リサーチ参照)。
※ソニー損保
当サイトでも「ローコストで賢く安心を手に入れる」のコンセプトのもと、基本的にはインターネット自動車保険をおすすめしています。
参照
インターネット自動車保険とは?イチからわかる特徴&選び方
自動車保険の評価について信頼できるリサーチは?
では、各自動車保険の評価、評判はどうすれば知ることができるのでしょうか?
インターネット上にはヤフー知恵袋、2ch、ブログなどの口コミサイトで自動車保険についての評価・評判が色々と見られますが、どうしても個人個人の体験的な感想に限られ、総合的な評価としては見づらい一面があります。
特に自動車保険の場合、納得できない対応を受けたユーザーほど積極的に「この自動車保険はおすすめできない!」と書き込みやすい傾向があるため、契約者数の多い損保会社ほど悪評も集まりやすくなるという一面もあります。
そこで当サイトではより公平な観点からおすすめ自動車保険を判断するために、週刊ダイヤモンド誌、JDパワー社やオリコン社などの第三者機関によるリサーチを参照しています。
これらは毎年発表されておりリサーチの母体数も十分なので、おすすめ自動車保険を評価するうえで信頼できるものとなっています。
以下に、これらのリサーチを参照して評価した当サイト独自の順位づけを示します。
総合評価 |
保険料の安さ |
事故対応力 |
ロードサービス |
|
---|---|---|---|---|
ソニー損保 | ||||
イーデザイン損保 | ![]() |
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![]() |
セゾン(おとなの自動車保険) | ![]() |
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![]() |
チューリッヒ | ||||
三井ダイレクト | ||||
アクサダイレクト | ||||
SBI損保 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
セコム損保 |
おすすめトップ3はソニー損保、イーデザイン損保、おとなの自動車保険!
まずおすすめしたいのがソニー損保です。
※ソニー損保
ソニー損保は「安さよりも納得感のある保険料」をモットーに長くシェア1位の座をキープし続けており、業界のリーディング・カンパニーと呼べる存在です。
事故時の初期対応が実質的に24時間体制であったり、事故処理拠点地域も9地域とトップクラスの広さとなっているなど、その事故対応力、サポート体制は高く評価されています。
さらに近年は事故を起こした際にセコムの専門スタッフが現場まで急行で駆けつけてくれる「セコムの事故現場かけつけサービス」を提供している点にあります。
よくある勘違いなのですが、契約者が事故を起こしても損害保険会社や保険代理店のスタッフが現場にすぐ駆けつけてくれるということはめったにありません。
事故直後にやってもらえることは、電話連絡による初期対応(修理工場や病院への連絡、代車の手配など)が中心となります。
しかしソニー損保の場合は、提携しているセコムの専門スタッフがすぐ駆けつけてくれますので、事故対応の不慣れな方にとっても安心のサポート体制となっています。
「自分の味方になってくれる人がすぐ事故現場に駆けつけてくれる」という安心感は、これまでの「インターネット自動車保険は事故対応が不安」というイメージを変えうるものであり、事故対応力を重視する当サイトでも高く評価しています。
「イーデザイン損保」〜安心の東京会場ブランド!〜
次に挙げたいのが、「安心の東京海上ブランド」のイーデザイン損保です。
イーデザイン損保は日本の三大大手損保、いわゆる「三メガ損保」のひとつ、東京海上グループ系列の会社です。
東京海上グループ(東京海上ホールディングス)は、明治時代に生まれた日本人による最初の保険会社「東京海上保険」を出発点としてずっと日本の損保業界のリーディング・カンパニーであり続けています。
安心した事故対応品質をより安く提供しようとして始まったのがイーデザイン損保であり、保険料のコストパフォーマンスにも優れています。
また最近ではソニー損保と同様に事故現場にセコムのスタッフが急行する事故現場急行サービスも始まっており、より信頼性の高いサービスとなっています。
参照
安心の東京海上ブランド!イーデザイン損保自動車保険評判レビュー
もうひとつ挙げておきたいのがセゾン「おとなの自動車保険」です。
※セゾン「おとなの自動車保険」
ここの最大の特徴は、40代、50代ドライバーの保険料が割安に設定されていることです。
中年層のドライバーはもともと事故率が低いために保険料が安くなる傾向にありますが、セゾン「おとなの自動車保険」はこの年代の保険料をより安くすることで価格競争力をアピールしています。
また、セゾン「おとなの自動車保険」はソニー損保と同様に事故現場急行サービスを提供しています。こちらはセコムではなく警備サービス大手のALSOK(アルソック)のスタッフが事故現場に駆けつけてくれます。
セゾン「おとなの自動車保険」そのほかにも、インターネット自動車保険の中では最も充実した個人賠償責任特約(日常生活で他人をケガさせてしまったりモノを壊してしまった場合にその損害を賠償する保険オプション)を備えているなど、他にも豊富なメリットがあります。
「ローコスト&事故対応力」を重視するなら、現在の自動車保険はこの3つをおすすめしています。
当サイトで何度も繰り返し強調していることですが、自動車保険の本質は事故対応力にあります。
インターネット自動車保険と言えば、どうしても安い保険料に目が行きがちです。
特にほとんどの場合で他社と比べて最安となるSBI損保や外資系のアクサダイレクトなどは安さ重視の方にとっては魅力的に見えます。
※最安クラスの保険料 SBI損保
しかし全体として見ると、安い保険料ほど事故対応力は下がる傾向にあります。
代理店やディーラーのサポートがないインターネット自動車保険こそ事故対応時の損保会社のサポート体制はより重要であり、その点に強みを持つ損保会社のほうがよりおすすめです。
20代、30代、40代におすすめの自動車保険は?
現在のインターネット自動車保険でおすすめの3つは以上の通りとなります。
では20代、30代、40代と年代ごとにおすすめ自動車保険の違いはあるのでしょうか?
結論から言うと、それぞれの年代で損保会社の事故対応力やサービスの質が変わるということはありません。
ただし保険料は年代ごとに違いが出てきます。
なぜなら各社の自動車保険(任意保険)は年齢、車種、年間走行距離などドライバーの様々な要素によって事故率を想定して保険料を細かく設定するという「リスク細分型」の仕組みを取っているからです。
年代別保険料の基本的な傾向としては、まず20代などの若年層では保険料が高くなります。
これはまだ運転経験が浅い若年層だと事故率が高いというデータに基づいています。
そして40代など中年層ではベテランドライバーが増えるために保険料が安くなります。
さらに高齢層になるとまた再び事故率が上がるため、保険料は高くなっていきます。
以上が一般的な年代別保険料の傾向ですが、そこからさらに損保会社ごとの傾向というのも加わってきます。
例えばセゾン「おとなの自動車保険」はその名の通り、40代、50代などの中年層をターゲットにしており、この年代のドライバーの保険料がより安く設定される傾向にあります。
以下に参考として、「週刊ダイヤモンド」誌が毎年発表している保険料リサーチの結果の一部を引用します。
※インターネット自動車保険の安さ順位2018
20代プリウス | 20代ベンツ | 40代プリウス | 40代ベンツ | |
---|---|---|---|---|
ソニー損保 | 5 | 8 | 6 | 8 |
イーデザイン損保 | 6 | 5 | 3 | 3 |
おとなの自動車保険 | 8 | 7 | 2 | 1 |
SBI損保 | 1 | 1 | 1 | 2 |
セコム損保 | 7 | 6 | 8 | 7 |
三井ダイレクト | 3 | 4 | 4 | 5 |
チューリッヒ | 4 | 3 | 5 | 4 |
アクサダイレクト | 2 | 2 | 7 | 6 |
参照
「週刊ダイヤモンド2018/4/28・5/5合併号最新版自動車保険リサーチ」
先に挙げたおすすめ自動車保険3つの中では、20代ドライバーだとチューリッヒ、40代ドライバーだとセゾン「おとなの自動車保険」が安くなりやすいということになります。
ちなみに繰り返しますが、安さだけで見比べるとSBI損保などが優位となりますが、自動車保険の価値は保険料の安さだけでは決まりませんので安易な判断は禁物です。
また、こうした保険料の違いというのは先にも述べたようにドライバー個々の条件でも変わってきますので、一括見積もりサイトを利用するなどして個別に確認するのが最も手っ取り早くておすすめです。
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まとめると20代、30代、40代と年代別のおすすめ自動車保険の違いは保険料の差にあらわれ、それを正確に知るにはまず一括見積もりで見比べてみるのがおすすめです。
まとめ
自動車保険の本質は事故対応力にあります。
「保険料の安さ&事故対応力」を重視するなら、現在当サイトではソニー損保、チューリッヒ、セゾン「おとなの自動車保険」をまずおすすめしています。
ただしこの3社以外にも、例えば走行距離によって保険料が変動しない(走り放題)のセコム損保など、様々な特徴、メリットを持った自動車保険も存在します。
ベストな保険は契約者それぞれの予算やカーライフ、意向によって異なります。
自動車保険を選ばれる際には、ぜひ各社のメリット・デメリットを比較して選ばれることをおすすめします。
当サイトの各社の評価レビューもぜひご参照ください。
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