2021年1月更新:イーデザイン損保自動車保険評価レビュー
東京海上グループの事故対応品質!
そんなアピールで注目を集めているのがイーデザイン損保の自動車保険です。
開業が2009年とまだ始まって間もない会社ではありますが、国内大手損保グループ系のインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)としては安めの保険料に強みがあります。
そして何より、日本の損保業界を長年リードし続けてきた東京海上グループのブランド力とネットワークを生かして事故対応力でも好評価を得ています。
当サイトのテーマである「ローコスト&安心」にもマッチしているため、A評価と高評価のランキングづけとしています。
その特徴、他社の自動車保険と比較した場合の違いはどこにあるのでしょうか?また、「東京海上グループの事故対応品質」とは何なのでしょうか?
以下に説明します。
(最終更新:2021年1月)
「そもそも自動車保険ってどんな仕組み?」「安さで人気のインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)って何?」「今のおすすめ商品は?」など、基本をイチから知りたいという方はまず以下のページから御覧ください。
イチからわかる!インターネット自動車保険おすすめ比較ランキング2021
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保障内容はスタンダードなものが中心
まず、イーデザイン損保の主な補償内容と評価は以下のようになります。
イーデザイン損保「自動車保険」 | |||||||||
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![]() |
|
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|
自動車保険(任意保険)の基本的な内容はどこでもほぼ共通ですので、メインである4種の保険セット(対人賠償、対物賠償、人身傷害、車両)はイーデザイン損保と他社に大きな違いはありません。
当サイトおすすめプラン
対人賠償保険 : 無制限
対物賠償保険 : 無制限
人身傷害保険 : 3000万円
搭乗者傷害保険 : 不要
車両保険 : 状況によって必要
必要な特約
- 弁護士費用の補償
- 対物超過修理費用の補償
- ファミリーバイク特約(原付バイク所有者のみ)
※「無保険車傷害保険」と「自損事故保険」は自動セットされるので検討対象外。
ただイーデザイン損保にはインターネット自動車保険としては珍しい「車両保険無過失事故の場合の特則」がついています。
これは「自分に過失のない”もらい事故”で車両保険を使っても等級が変わらない」という優れた特則でイーデザイン損保の強みのひとつと言えます。
特約(有料オプション)は10種類と標準的な数となっています。
当サイトですすめる最低限必要な特約は「弁護士費用の補償」「対物超過修理費用の補償」ですが、イーデザイン損保の場合は弁護士費用の補償については「弁護士費用等保険」が基本補償に含まれていますので、あと最低限必要な特約は「対物超過修理費用補償特約」のみとなります。
原付バイクに乗るならさらに「ファミリーバイク特約」も必要となります。
参照
ローコスト&最低限で備えるなら自動車保険に必要な特約は二つだけ!
その他の特約には「女性のお顔手術費用特約」などユニークなものもありますが必須と言えるものはなく、ここは契約者の意向次第となります。
「イーデザイン」という名称には「自分好みのプランを自由にデザインできる」という意味が込められているそうですが、全体的にはスタンダードな内容となっています。
以下に、インターネット自動車保険でも最も重視すべき「保険料の安さ」と「事故対応力」に重点を置いてイーデザイン損保を他社と比較評価します。
国内大手損保系のインターネット自動車保険としては上位レベルの安さ
イーデザイン損保の保険料は、外資系のチューリッヒや安さ勝負のSBI損保などに比べるとやや高めとなる傾向にありますが、国内大手損保グループを親会社に持つインターネット自動車保険としては上位レベルの安さとなっています。
※保険料の安さランキング比較順位&総合評価
20代 | 40代 | 50代 | 60代 | 総合評価 | |
---|---|---|---|---|---|
SBI損保 | 4 | 2 | 1 | 1 | ![]() |
おとなの自動車保険 | 7 | 1 | 2 | 2 | ![]() |
イーデザイン損保 | 5 | 3 | 3 | 3 | ![]() |
チューリッヒ | 2 | 5 | 6 | 6 | ![]() |
三井ダイレクト | 3 | 6 | 4 | 5 | ![]() |
アクサダイレクト | 1 | 4 | 5 | 4 | ![]() |
ソニー損保 | 6 | 7 | 7 | 7 | ![]() |
セコム損保 | 8 | 8 | 8 | 8 | ![]() |
最近のイーデザイン損保は特に高齢世代の契約者にとって安くなる傾向があり、保険料の安さ重視で選びたい方にとっては十分、検討してみる価値があります。
割引プランについても、ネット割引10000円は他社と比較してもトップクラスで、早期申込割引、セカンドカー割引なども充実しています。
また最近では、前年に事故を起こさなかった契約者に対して翌年の保険料を2%割り引くという「無事故割引」、契約年数が長くなっていくにつれ、最大3.0%が割り引かれるという「継続割引」も独自に導入されています。
走行距離による保険料区分も、かつての4区分から6区分に変更され、よりそれぞれのドライバーに合わせた保険料設定が可能となっています。
「保険料を安く抑えたいが、安心の国内大手系列が良い」という方にはうってつけと言えるでしょう。
最大の強みは「東京海上グループ」ブランドの事故対応品質!
イーデザイン損保が、その強みとして一番にアピールしているのが東京海上グループの事故対応品質です。
自動車保険や損保業界に詳しくない方にとってはあまりピンと来ない表現かも知れませんが、確かにこの点は大きなメリットです。
イーデザイン損保は日本の三大大手損保、いわゆる「三メガ損保」のひとつ、東京海上グループ系列の会社です。
東京海上グループ(東京海上ホールディングス)は、明治時代に生まれた日本人による最初の保険会社「東京海上保険」を出発点としてずっと日本の損保業界のリーディング・カンパニーであり続けています。
現在、グループの規模そのものは、統合・合併をしていったMS&ADグループ(MS&ADホールディングス)、損保ジャパン日本興亜グループ(SOMPOホールディングス)と近いものとなりましたが、その能力や人材の優秀さ、仕事の丁寧さにはずっと定評があり、損保業界から「ナンバーワン」と高い評判を受け続けています。
他の損保会社が東京海上グループに「追いつけ、追い越せ」を合言葉として目標としてきたほどです。
イーデザイン損保は、この東京海上グループの代理店型損保「東京海上日動火災保険」の人材やノウハウ、事故対応ネットワークを活用しているのが大きな強みです。
実際、イーデザイン損保はインターネット自動車保険としてはまだ新しい会社であるにも関わらず、各種の事故対応満足度ランキングで高めの評価を得ています。
2020年事故対応力&ロードサービス比較評価ランキング
事故対応力 | ロードサービス | |
---|---|---|
ソニー損保 | ![]() |
![]() |
イーデザイン損保 | ![]() |
![]() |
アクサダイレクト | ![]() |
![]() |
おとなの自動車保険 | ![]() |
![]() |
チューリッヒ | ![]() |
![]() |
三井ダイレクト | ![]() |
![]() |
セコム損保 | ![]() |
![]() |
SBI損保 | ![]() |
![]() |
実際に事故にあった時の初期対応時間も平日・土日ともに0時〜21時までと他社と比べても高いレベルにあります。
ロードサービスについても、車が使えなくなった際の帰宅・宿泊費の補償がない点はマイナスポイントですが、無料レッカー距離60km、など標準以上の内容となっています。
また、イーデザイン損保の事故対応で特に注目したいのが、2017年から導入されたセコムとの提携による事故現場急行サービスです。
これは、契約者が事故を起こした際に連絡すればセコムのスタッフが事故現場にすぐ駆けつけてヒアリング、救急車やレッカーの手配、警察への連絡などをサポートしてくれるというものです。
これまでは事故を起こした際に損保会社ができることは電話で受け付けて対応をサポートすることが中心で、現場に来ることはめったにありませんでした。
しかしイーデザイン損保はセコムと提携することにより、24時間365日、事故現場にすぐ駆けつけられる体制となっています。
これは、事故に不慣れな初心者ドライバーや女性ドライバーにとって特に心強いサービスと評価できます。
この事故現場急行サービスを提供している損保はまだ限られており、イーデザイン損保を選ぶ大きなメリットのひとつと言えます。
以上を踏まえると、イーデザイン損保はローコストでありながら安心の事故対応品質を併せ持ったインターネット自動車保険であると評価することができます。
事故処理拠点「地域数」にやや不安も
一方、イーデザイン損保で気になる点には事故処理拠点地域の少なさが挙げられます。
例えばソニー損保は全国に9地域の事故処理拠点を持ち、事故の際は必要に応じて面談もするとはっきり示していますが、イーデザイン損保は拠点地域は東京・大阪のみとなっており面談サービスについても明示していないので、この点を比較するとやや心もとない印象を受けます。
事故調査については東京海上グループの損害調査ネットワークがあるので信頼できますが、例えば保険金支払いについての話がこじれて面談が必要と感じても対応しづらくなる可能性がありますので、東京・大阪以外の方にとってはやや不安があります。
基本的に自動車保険の事故処理は面談までするケースはめったになく、イーデザイン損保は第三者機関による高い満足度もありますので大きく気にする必要はないとも言えます。
ただ東京、大阪以外にお住まいの方で事故処理拠点が自分の住む地域にあったほうがより安心と考える方の場合は、より拠点地域数の多いソニー損保や、親会社の損保ジャパン日本興亜グループに事故処理を任せているセゾン「おとなの自動車保険」なども候補として考えてみたいところです。
40代未満でも様々な強みあり!セゾン「おとなの自動車保険」評判レビュー
イーデザイン損保はまだできて間もない会社ですので、今後、事故処理地域数の少なさについては、拡充して改善されていくことを期待したいところです。
総評&どんな人がイーデザイン損保を選ぶべき?
保険料を安めに抑えつつ、国内大手の「東京海上グループ」というブランド力を誇るイーデザイン損保は、おすすめインターネット自動車保険のひとつと評価することができます。
当サイトでは自動車保険の本質は事故対応力にあると考え、保険料と同じくらい事故対応力を重視した自動車保険選びを提案しています。
「保険料の安さ」と「事故対応力」を重視して自動車保険を選ぶなら、イーデザイン損保は積極的に検討する価値があると言えるでしょう。
当サイトの他社の比較レビュー、自動車保険ランキングもぜひご参照ください。
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