おとなの自動車保険やイーデザイン損保の現場急行サービスが優れている理由とは?
事故を起こしたら”味方”がすぐ来てくれる!
近年、人気が高まるダイレクト型自動車保険は各社がそれぞれ独自の強みを打ち出して消費者にアピールをしています。
その中でも、契約者が事故を起こしたら現場に専門スタッフがすぐ駆けつけるという「現場急行サービス」を提供して他社との差別化を図っているのがセゾン「おとなの自動車保険」やイーデザイン損保などです。
このサービスは特に現場での事故対応が苦手な女性ドライバー、運転歴の浅いドライバーにとって心強いものであり、自動車保険選びをする際にはぜひ知っておきたい判断ポイントとなります。
「現場急行サービス」により、他社とは具体的にどのような違いが生まれるのでしょうか?また、その選び分けポイントはどこにあるのでしょうか?
以下に解説します。
(最終更新:2017年9月)
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事故現場に損保会社や代理店の社員が来ることはめったにない!
まず知っておきたいのが、自動車事故の現場では原則として自分で対応する必要があるということです。
自動車保険を実際に使ったことのないドライバー、事故歴のないドライバーによくある勘違いが「損保会社の社員は事故を起こしたらすぐ事故現場にかけつけてくれる」という認識です。
しかし、代理店型であれダイレクト型であれ、契約者が事故を起こした時にすぐに現場に損保会社の社員が駆けつけてくるということはほぼありません。
また、保険代理店を通じて自動車保険を契約した場合には、事故時にその社員が来てくれることもありますが、それもかなり稀なケースです。
もし代理店の社員が事故現場に急きょ駆けつけてくれたとしたら、それはかなり優秀な代理店と見て間違いありません。
きっと様々な面で頼れるサポートをしてくれるはずですので、高めの保険料を払ってでもその代理店を通して自動車保険を契約するだけの価値があります。
事故直後に保険会社や代理店に連絡してやってもらえることは、電話による修理工場や病院への連絡などです。これを事故の初期対応と言います。
参照
事故受付より重要!自動車保険の「初期対応」を知っておこう(準備中)
この初期対応についても、各保険会社の設定する対応時間(だいたい朝から夕方頃まで)外に事故が起きた場合には対応してもらえません。修理工場や病院の手配などはすべて自分で行う必要が出てきます。
よく自動車保険の広告で「24時間365日の事故受付」というフレーズが出てきますが、それはあくまで報告を受け付けるだけであって初期対応とは異なります。
<ダイレクト型自動車保険 各社の初期対応時間>
平日 |
土日・祝日 |
|
---|---|---|
ソニー損保 | 0時〜20時 | 0時〜20時 |
イーデザイン損保 | 24時間現場急行サービス | 24時間現場急行サービス |
セゾン(おとなの自動車保険) | 24時間現場急行サービス | 24時間現場急行サービス |
そんぽ24 | 9時〜17時 | 9時〜17時 |
セコム損保 | 24時間現場急行サービス | 24時間現場急行サービス |
三井ダイレクト | 9時〜19時 | 9時〜19時 |
チューリッヒ | 0時〜20時 | 0時〜20時 |
SBI損保 | 9時〜19時 | 9時〜17時 |
アクサダイレクト | 9時〜19時 | 9時〜19時 |
「事故現場は基本的に自分で対応しなければならない」
これが実情です。
事故現場急行サービスの強みは「現場で落ち着いて対応できる」という安心感
しかし上記の表にあるように、そうした実情と異なるのがおとなの自動車保険とイーデザイン損保、そしてセコム損保が提供する現場急行サービスです。
※写真はイメージ
このサービスは、契約者が事故を起こした時に連絡すれば専門のサポートスタッフが駆けつけて救急車の手配、通行車両の誘導、警察への届け出、記録作成のサポートなどを行ってくれるという心強いサービスです。
サポートスタッフは事故の当事者ではないため、その場で示談交渉を行うことまではできませんが、事故に不慣れで気が動転している時に落ち着かせてくれたり、相手がややこしい人だった場合にその場で理不尽な交渉を強いられることを防ぎやすくなるというメリットがあります。
つまり自分の「味方」がすぐ駆けつけてくれるという安心感。これは特に女性や事故対応の経験に乏しい人にとって心強いものとなります。
現在、この「現場急行サービス」を提供しているのは、代理店型、ダイレクト型を含めてもこの3社だけです。
どうやって選び分ける?
「現場急行サービス」を提供する数少ない自動車保険であるセゾン「おとなの自動車保険」とイーデザイン損保、そしてセコム損保。
では、両方を比較するとどちらがより優れているのでしょうか?何を基準に選び分けすれば良いのでしょうか?
事故対応力と安さ重視なら「おとなの自動車保険」
まず現在、保険料の安さと事故対応力で優れているのがセゾン「おとなの自動車保険」です。
セゾン「おとなの自動車保険」の場合、事故対応を親会社の損保ジャパン日本興亜グループ(日本の三大メガ損保のひとつ)にゆだねているのが強みです。
コストパフォーマンスに優れているのも魅力的です。
当サイトでは「自動車保険の本質は事故対応力」と考えているため、まずはこちらをおすすめしたいところです。
ちなみに現場急行サービスはALSOK(綜合警備保障)が提供しています。
東京海上ブランド!イーデザイン損保
同じく日本の三大大手損保のひとつ、東京海上グループの事故対応力をウリにしているのがイーデザイン損保です。
長年、損保業界のリーディング・カンパニーとして業界を引っ張り続けてきた東京海上グループのブランド力により強く信頼を感じる方であれば有力な選択肢となります。
ちなみにイーデザイン損保はセコムと提携しており、事故現場にはセコムの緊急対処員が駆けつける仕組みとなっています。
「走り放題」ならセコム損保
セコム損保も事故現場急行サービスを提供しています。
こちらは現在のダイレクト自動車保険としては珍しく年間走行距離によって保険料が左右されない、いわゆる「走り放題」の仕組みとなっている点に特徴があります。
年間走行距離が長い人ほど保険料で優位になる可能性があります。
ただしシェアが1%にも満たないマイナー損保であり、事故対応力については先の2社に比べてやや不安もあります。
まとめ:「事故現場急行サービス」を自動車保険選びのポイントの一つに考えよう!
事故を起こした時に”味方”である専門スタッフが現場に急行してくれる「現場急行サービス」。
女性や事故対応に不慣れなドライバーであれば、ぜひこのサービスを自動車保険選びのポイントとして頭に入れておきたいところです。
また損保各社はそれぞれ独自のメリット、強みを打ち出して違いをアピールしていますのでぜひ当サイトのランキングづけ、比較レビューもご参照されることをおすすめします。
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