2017年9月更新:標準的な補償内容 そんぽ24評判レビュー
安定の補償内容!
「ハナコアラ」をイメージマスコットとするそんぽ24損害保険会社の自動車保険(以下、「そんぽ24」と表記)は、日本の三大メガ損保のひとつである損保ジャパン日本興亜グループ(SOMPOホールディングス)を親会社に持つダイレクト型自動車保険です。
最近は積極的な広告展開をしていないために知名度ではソニー損保やチューリッヒ、セゾン「おとなの自動車保険」などにやや劣りますが、保険料、事故対応、ロードサービスといずれも標準的で安定した補償内容となっており、品質では決して大きく引けを取ってはいません。
ただし最近のダイレクト自動車保険各社の価格競争に押されて相対的にやや保険料が高めになりつつあるなど、気になる点もあります。
その具体的な内容と、他社と比較して見えてくる違いについて以下に述べていきます。
(最終更新:2017年9月)
「そもそも自動車保険ってどんな仕組み?」「安さで人気のインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)って何?」「今のおすすめ商品は?」など、基本をイチから知りたいという方はまず以下のページから御覧ください。
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主な補償内容と評価
まず、主な補償内容と当サイトの評価は以下のようになります。
そんぽ24「自動車保険」 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
|
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|
自動車保険の基本的な仕組みはどこでもほぼ共通ですので、メインである4種の保険セット(対人賠償、対物賠償、人身傷害、車両)は「そんぽ24」と他社に大きな違いはありません。
当サイトおすすめプラン
対人賠償保険 : 無制限
対物賠償保険 : 無制限
人身傷害保険 : 3000万円
搭乗者傷害保険 : 不要
車両保険 : 状況によって必要
必要な特約
- 弁護士費用の補償
- 対物超過修理費用の補償
- ファミリーバイク特約(原付バイク所有者のみ)
※「無保険車傷害保険」と「自損事故保険」は自動セットされるので検討対象外。
「そんぽ24」の特約は全部で7種類と少なめに抑えられています。
当サイトですすめる最低限必要な特約は「弁護士費用の補償」「対物超過修理費用の補償」ですので、「そんぽ24」を契約するなら「弁護士費用等補償特約」「対物超過修理費用補償特約」が必要となります。
原付バイクに乗るならさらに「ファミリーバイク特約」も必要となりますが、それ以外は必須と言えるものはないので契約者の意向次第となります。
参照
ローコスト&最低限で備えるなら自動車保険に必要な特約は二つだけ!
「そんぽ24」は基本プランや特約、補償内容ともにスタンダードな内容となっています。
保険料はダイレクト型自動車保険の中ではやや高め
一方、保険料については「そんぽ24」はダイレクト自動車保険の中ではやや高めの水準となっています。
<保険料の安さ 参考ランキング>
ランク |
|
---|---|
SBI損保 | A |
セゾン(おとなの自動車保険) | A |
チューリッヒ | A |
イーデザイン損保 | B+ |
アクサダイレクト | B+ |
三井ダイレクト | B+ |
ソニー損保 | B |
そんぽ24 | C |
セコム損保 | C |
ダイレクト型自動車保険は「安さ」が大きなウリ、特徴のひとつですが、「そんぽ24」の場合はどちらかというと安さ重視というより品質重視タイプと言えます。
これはダイレクト型自動車保険シェアナンバーワンのソニー損保などにも言える傾向です。
安定の事故対応力&ロードサービス
また事故対応力については日本の三大メガ損保のひとつである損保ジャパン日本興亜グループを親会社として業務委託していることが大きな強みです。
<事故対応力&ロードサービス参考ランキング>
事故対応力 |
ロードサービス |
|
---|---|---|
ソニー損保 | A |
A |
チューリッヒ | A |
A |
イーデザイン損保 | B+ |
B+ |
セゾン(おとなの自動車保険) | B+ |
A |
そんぽ24 | B |
A |
セコム損保 | B |
B+ |
三井ダイレクト | B |
B+ |
アクサダイレクト | B |
B+ |
SBI損保 | B |
A |
ダイレクト型自動車保険は国内大手の代理店型自動車保険と比べてサービスセンター数、事故処理拠点数が少ないのが弱点となりやすいのですが、「そんぽ24」の場合は大手の損保ジャパン日本興亜グループと連携しているのが強みです。
事故対応ノウハウの充実、対面による調整が必要になった際にも対応してもらいやすい、という安心感があります。
一方、事故時の初期対応時間はやや短めです。
「初期対応」とは、事故を起こして連絡した際に保険会社が修理工場や病院、相手方への連絡などを行う対応のことであり、代理店を介さないダイレクト型自動車保険では特に重要なサービスです。
参照
事故「受付」よりも事故「初期対応」!自動車保険の初期対応時間の大切さとは?(準備中)
<ダイレクト自動車保険 各社の初期対応受付時間>
平日 |
休日 |
|
---|---|---|
ソニー損保 | 0時〜20時 | 0時〜20時 |
イーデザイン損保 | 9時〜21時 | 9時〜21時 |
セゾン(おとなの自動車保険) | 9時〜17時半 | 9時〜17時 |
そんぽ24 | 9時〜19時 | 9時〜19時 |
セコム損保 | 24時間現場急行サービス | 24時間現場急行サービス |
三井ダイレクト | 9時〜19時 | 9時〜19時 |
チューリッヒ | 0時〜20時 | 0時〜20時 |
SBI損保 | 9時〜19時 | 9時〜17時 |
アクサダイレクト | 9時〜19時 | 9時〜19時 |
夜間に運転する機会の多い人にとって、この点は少し気になるところです。
ちなみにソニー損保は初期対応時間「0時〜20時」としていますが、実際には「緊急を要する状況については時間外でもなるべく早く対応する」としており、セゾン「おとなの自動車保険」とセコム損保については、24時間365日、専門スタッフが事故現場に駆けつける「現場急行サービス」を提供しており、他社と比較して優れた内容となっています。
一方、「そんぽ24」のロードサービスについては、無料レッカー距離が100kmと業界最長クラスであったり、車で帰宅できなくなった際の交通費・宿泊費が補償される点は優れているのですが、バッテリー上がりが最初から有料対応である点には気をつけたいところです。
総評&どんな人が「そんぽ24」を選ぶべき?
大手の国内損保グループと連携しており、安定した品質を持つ「そんぽ24」は、突出したメリットこそ見られませんが標準的で安定した補償内容と評価できます。
同じく損保ジャパン日本興亜グループのセゾン「おとなの自動車保険」が、「40、50代の保険料が安い」「個人賠償責任特約の充実」「もらい事故に強い」などの特徴があるのに対して、「そんぽ24」は標準的な補償内容というイメージです。
参照
40代未満でも様々な強みあり!セゾン「おとなの自動車保険」評判レビュー
これは母体となっている旧日本興亜系列の特徴とも言えるかもしれません(「おとなの自動車保険」は旧損保ジャパン系列)。
日本の三大大手損保のひとつという安定感にメリットを感じる方なら、そんぽ24は選択肢のひとつと考えられます。
ダイレクト自動車保険を検討されている方は、当サイトのその他の比較レビューやランキングづけも参照されてみることをおすすめします。
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