代理店型と通販型、どう選び分ける?
通販型って今までとどう違うの?
安い保険料をアピールポイントとして最近広まりを見せている通販型自動車保険(インターネット自動車保険)は、車の維持費を少しでも抑えたいと考えている方ならぜひ検討してみたいものです。
しかし、従来の代理店やディーラーを通じて契約する代理店型自動車保険との違いがはっきりとわからないため、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
当サイトでは「ローコストで賢く安心」をコンセプトに通販型をおすすめしていますが、決して代理店型を否定しているわけではなく、代理店型を選んだほうが良いケースというのも存在します。
では、通販型と代理店型にはどんな違いがあり、どう選び分けていけば良いのでしょうか?
以下に解説します。
「そもそも自動車保険ってどんな仕組み?」「安さで人気のインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)って何?」「今のおすすめ商品は?」など、基本をイチから知りたいという方はまず以下のページから御覧ください。
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代理店型と通販型の違い
そもそも、現在の自動車保険(任意保険)は従来からの「代理店型」と、近年登場して広まりつつある「通販型」の2種類に分けられます。
「代理店型」とは
自動車を販売するディーラーや保険代理店から加入する自動車保険を指します。
現在の自動車保険契約者の約9割がこのタイプとなっています。
支払った保険料の約15%が代理店・ディーラーに中間手数料として取られるため、保険料は高めとなる傾向にあります。
「通販型」とは
インターネットや電話を通じて契約者が直接、損保会社とやりとりするタイプの自動車保険を指します。
現在のシェアは全体の1割程度ですが、中間手数料がないことなどで安い保険料を実現して人気となっており、徐々に広まりつつあります。
つまり、両者の違いは端的に言えば「代理店・ディーラーを通すかどうか」にあります。
代理店・ディーラーの役割とは?
では、代理店・ディーラーを通じて契約することにはどんなメリットがあるのでしょうか?
主に以下の2点が挙げられます。
- 契約者に最適な保険プランを提案する
- 事故発生時のサポート
契約者に最適な保険プランを提案する
まず挙げられるのが、素人には難しい自動車保険のプランを説明して契約のサポートをしてくれる点です。
そもそも日本の自動車保険は任意保険と自賠責保険(強制保険)の二重構造になっており、任意保険はさらに対人賠償保険や車両保険など7種類の保険がセットされているという、とても複雑な仕組みとなっています。
|
自賠責保険 |
任意保険 |
|
---|---|---|---|
相手側への補償
|
ケガ・死亡 | △ |
◯ |
車・モノ | × |
◯ |
|
自分側への補償
|
ケガ・死亡 | × |
◯ |
車・モノ | × |
◯ |
|
その他
|
示談交渉 | × |
◯ |
ロードサービス | × |
◯ |
自賠責保険のケガ・死亡への補償上限は3000万円。任意保険は無制限まで設定が可能。
参照
世界一難しい?自動車保険の仕組みをイチから理解する(準備中)
日本の自動車保険制度は、その複雑さから世界一難しいとも言われます。
代理店・ディーラーは、あなたのカーライフや予算、意向をヒアリングしながら最適な保険プランを検討・提案してくれます。
事故発生時のサポート
もうひとつのメリットが、いざ自動車で事故を起こした際のトラブルサポートです。
ただし原則として、代理店・ディーラーは事故を起こした際に相手方と示談交渉を行う権利は持っていません。
示談交渉ができるのは、事故の当事者である契約者と損保会社(保険金を払うのでこちらも当事者)、そして交渉依頼を受けた弁護士のみです。
当事者ではなく弁護士資格を持たない者が他人の示談交渉に関わることは、非弁行為と言って弁護士法に違反してしまいます。
しかし、優秀な代理店・ディーラーであれば非弁行為とならない範囲内で契約者に適切なアドバイスをしてくれたり、相手方や損保会社との橋渡しをしてくれるという心強さがあります。
特に、契約件数の多い大手代理店や大手ディーラーは損保会社にとって「上客」であり、優位な立場にいるため、いざ事故を起こして交渉事になった場合には損保会社が特に力を入れてくれる傾向にあります。
損保会社のほうも、こうした「上客」には社内でもエースクラスの優秀な社員を担当させているケースが多く見受けられます。
当サイトでは何度も強調していることですが、自動車保険の本質は事故対応力にあります。
代理店型自動車保険は通販型と比較してどうしても保険料は割高となりますが、このように充実した事故対応が期待できるなら、メリットは十分あると言えるでしょう。
優秀な代理店・ディーラーばかりとは限らない
しかし注意しなければならないのは、どの代理店・ディーラーでも先述のように充実したサポート体制を整えているとは限らないということです。
ただ保険を販売するだけで、いざトラブルが起きた際には「損保会社に連絡してください」と丸投げするだけだったり、そもそも保険の十分な知識すら怪しいケースもあります。
優秀な代理店は全体の1割程度しかないという厳しい指摘もあります。
つまり、代理店・ディーラーには当たり外れがあるのです。
質の劣る代理店・ディーラーから契約するくらいなら、通販型自動車保険に乗り換えて保険料を節約するという考え方も十分成り立ちます。
かつては「通販型=安くて質が低い」という見方がされやすかったのですが、近年は補償内容・サポート体制ともに充実した会社も増えています。
例えば「安さよりも納得感のある保険料」をモットーに、リサーチでも高い事故対応満足度を誇るソニー損保。
※ソニー損保
「東京海上グループの事故対応品質」をアピールするイーデザイン損保。
※イーデザイン損保
通販型も、従来の代理店型に劣らないクオリティが実現されつつあり、「ローコストで賢く安心を手に入れたい」と考えるなら積極的に検討する価値があります。
ただし通販型自動車保険は原則として自分で保険プランを組む必要があるので、自動車保険に関する最低限の知識は必要不可欠となります。
まとめ
充実したサポート体制が整っていて信頼できる代理店・ディーラーならば、高めの保険料を払ってでもそこを通じて自動車保険に契約する価値があります。
しかしそうでないところから契約している、もしくはなるべく保険料を安く抑えたいと考えるなら、通販型自動車保険も検討する価値があります。
通販型自動車保険といっても、各社それぞれの特徴やメリット・デメリットがありますので、選ばれる際には当サイトの比較ランキングや評価レビューも参照されることをおすすめします。
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